iOS16の新機能紹介！

今回は米国時間2022年6月6日から始まったWWDC 2022で発表されたiOS16について情報が出揃ってきているのでまとめてご紹介していきたいと思います！

新たなiOSの対応デバイスなどもご紹介していきますので、自分の持っているiPhoneが対応しているかどうかもこの記事で調べる事ができます。

WWDCで発表された内容のまとめはこちらからどうぞ！

iPadOS 16についてはこちらもどうぞ！

それではどうぞ！

iOS16の概要

「自分らしく。パワフルに。」がコンセプトのiOS16ですが、新しいカスタマイズ機能と共有機能が全体的に強化されている印象です。

例年新しいiOSが使用可能になるのは新たなiPhoneが発表される9月、10月前後なので、iOS16も本格的に使用できるのは2022年の9月、10月ごろになると思われます。

追加された新機能はこちら！

iOS16で追加される新たな機能について公式HPを参考にしながら一つずつ解説していきます！

1｜ロック画面

iOS16の目玉機能として紹介されたのがロック画面のカスタマイズについてです。

今現在発表されているのは下の5つです。

ウィジェットの配置なんかはApple Watchの文字盤からインスピレーションを受けて作られてるんじゃないかと思うもので、天気、カレンダーのイベント、アラーム、バッテリー残量、アクティビティリングなどが表示できるようです。

このウィジェットはサードパーティ製のアプリにも解禁されるようなので、これから便利なウィジェットが登場するのが楽しみですね。

また、ライブアクティビティはスポーツの試合やランニング中など、頻繁に状況が変化するものについてロック画面の状態で状況を知る事ができる機能のようです。

ウーバーイーツの配達や音楽の再生などで使用する機会がありそうですね。

2｜集中モード

iOS15から搭載されている集中モードの切り替えですが、みなさん使用していますか？

正直僕はあまり使いこなせておらずにいます。

iOS16からは集中モードによってホーム画面やロック画面を変更できるようになるみたいです。

仕事の時はToDoや次の予定がわかるウィジェットのみを配置したホーム画面にしたり、ロック画面もシンプルで集中を途切れさせないものにしたりなど、より設定できる項目が増えます。

集中モードの切り替えのスムーズさによってはApple Watchの文字盤のように自分の好きなホーム画面とロック画面のセットを複数作成する事ができるようになるかもしれませんね。

また、メールなど集中モードでも使用するけど、通常時も使用するアプリもあると思います。

そのようなアプリについては、集中モード時は表示させないメールも選べるようです。

この機能もサードパーティ製アプリに解禁されるので、自分の使用しているアプリが対応してくれると嬉しいです。

3｜写真

iCloudを使用した共有機能が強化されるようです。

最大5人で写真やビデオをシームレスに共有できるようになるようですが、共有したくない写真をどう選ぶのかが重要になってきそうですね。

共有した写真は誰かが編集すれば他のメンバーに共有されている写真も編集されるので、新たに共有し直す必要がないのは便利そうです。

今までも共有フォルダは作る事ができていたので、それとの違いがどうなるかが楽しみです。

4｜メッセージ

日本ではLINEで連絡を取る事が多いので、あまりメッセージアプリを使用して連絡を取ることは少ないかもしれませんが、便利なアップデートがきています。

メッセージを送信して15分以内なら送信を取り消ししたり、内容を編集したりできるようです。

ずっと編集できてしまうといつ最後に編集したかわからなくなってしまうので、15分としたんでしょうか。

また、一度既読にしたメッセージを未読に戻すこともできるようになります。

この機能はLINEでも追加して欲しいですね。

Apple TVの動画などを共有しながら見れるSharePlayもメッセージアプリを起動しながら楽しめるようです。

他にも共有機能が強化されており、メモやプレゼンテーション、リマインダー、Safariをスレッド内で共有でき、同時に編集を行うことで誰かと共同でプロジェクトを進めているような場合は便利になりそうです。

5｜メール

メールアプリは検索機能が強化され、性格で精度の高い検索が可能になるのと、文字を入力する前に提案を表示してくれるようになります。

他にも送信したばかりのメールを取り消す、送信予約をする、リマインダーを設定する、などが簡単にできるようになります。

添付ファイルをつけ忘れた時にもメールアプリが気づいて、そのまま送信するかどうか確認してくれる機能もつきます。

6｜Safariとパスキー

世界的にパスキーの導入を進めているようで、2ファクタ認証よりも安全で強力なセキュリティになります。

Safariではタブやブックマークを共有する機能が追加され、誰かと一緒に検索や、作業ができるようになります。

7｜知能

画像から自動で人や動物だけを切り抜いたり背景を削除する事ができるようになります。

抜き出したものをメッセージアプリで共有することも簡単です。

どの程度の精度で抜き出してくれるかがわからないので、現時点では何とも言えませんが、画像の編集がお手軽になると画像加工の幅が広がりそうですね！

また、ビデオに写っているテキストを認識してくれるので、コピペはもちろん、翻訳もすぐに可能です。

このような言語系の機能は最初は日本語に対応しない事が多いのですが、今回は日本語にも対応するようで楽しみです。

8｜音声入力

今までは音声入力を使用するときはキーボードが使用できない、逆にキーボード使用時には音声入力が使用できない仕様でしたが、iOS16からは音声入力とキーボードを同時に使用する事が可能になります。

9｜マップ

マップは毎年進化しててどんどん使いやすくなってきてますね。

今回は目的地までの間に経由地を複数選択する事ができるようになります。

SuicaやPASMOをウォレットアプリに入れていると残高の確認やチャージがマップアプリ上からできるようにな流ので、直前で残高が足りなくて改札を通過できないということは少なくなりそうです。

10｜Apple PayとWallet

Apple Payで支払いを行った買い物のレシートをウォレットアプリ内で確認する事ができるようになるので、後からクレジットカードの明細を見た時にこれなんだっけ？と言う事が減りそうな予感です。

ウォレットアプリ内に入れる事ができるホテルのルームキーなども簡単に共有できるようになるようで、自分の好きな時に共有を解除したりも可能になります。

日本でも対応している場所がもう少し増えれば使いやすそうです。

11｜ホーム

スマートホームアクセサリーの共通規格であるMatterに対応するようになります。

これに対応するとAmazonのスマートホームアクセサリーをSiriで動かす事が可能になります。

僕の家も電球などをスマートLEDにしているので、Siriでも動かせるようになったら試してみたいです。

12｜健康とフィットネス

いつも飲んでいる薬の管理ができるようになります。

薬を飲む時間になると教えてくれたり、一緒に飲むとダメな薬かどうかを教えてくれます。

このあたりは日本語の薬にも対応しているかが気になるところですね。

フィットネスアプリについてはiPhoneのモーションセンサーからApple Watchを持っていなくてもアクティビティを管理できるようになります。

iOS15よりも測定できる項目が増えており、ランニング時の歩幅なども計測できるため、フォーム改善にも役立ちそうです。

13｜ファミリー共有

子供達のアカウントを簡単に管理する事が可能になり、メディアやスクリーンタイム、位置情報など自由に設定できるようになります。

子供からのリクエストはメッセージアプリでやりとりができるので、承認や却下も簡単に行う事ができます。

子供の成長に合わせて設定をアップデートすることも簡単にできます。

14｜CarPlay

車の空調や音楽の再生などの車載機能をCarPlayから操作する事が可能になります。

新たなCarPlay対応の車種は日本車ではホンダと日産が対応を発表しており、2023年後半に詳細な車種発表予定です。

15｜プライバシーとセキュリティ

iOSの重要なセキュリティアップデートが通常のソフトウェアアップデートの合間に届くようになり、常に最新の状態に保たれ、セキュリティ性がアップします。

また、同居している家族から暴力を受けている方に向けたセーフティチェックも導入されるようで、家族に対して許可したアクセスを見直しリセットできるようになります。

16｜アクセシビリティ

iPhoneからApple Watchの操作を行えるようになります。

Apple Watchのアクセシビリティ機能は優秀なので、これも便利な使い方が発見されるのが楽しみです。

他にもカメラに写っているドアを検出したり、任天堂SwitchのコントローラーをiPhoneに接続する事が可能になります。

17｜その他

他にもさまざまなアプリで使い勝手向上のアップデートがきていますが、全てをご紹介するのは難しいので、重要なアップデートが判明したら、ここに追加していこうと思います。

iOS16の対応デバイスは？

新たなiOS16は下記の端末で使用可能です。

iOS15の時は対応端末が増えたのでサポートの長期化か？と言われていましたが、今回はiPhone7が外れ、対応数が減ってしまいました。

パワフルな機能が多いので、チップも高性能でないと動かない部分が多いのでしょう。

まとめ

今回は2022年のWWDCで発表された新たなiOS16についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

実際に使用できるのは9月、10月ごろだと思いますが、今からロック画面をどうしようか考えてしまいますね。

それではまた。